日本音楽著作権協会(JASRAC)は、京都府警本部サイバー犯罪対策課と京都府五条警察署が10月27日、ファイル共有ソフト「Cabos」を使用してインターネット上に音楽ファイルを無断で公開していた京都府在住の男性2名(55歳と44歳)及び女性1名(20歳)を、また、ファイル共有ソフト「LimeWire」を使用してインターネット上に音楽ファイルを無断で公開していた京都府の男性1名(33歳)を、著作権法違反(公衆送信権侵害)容疑により京都地方検察庁に送致したことを発表した。
これらの事案は、JASRACが今年10月12日及び18日にそれぞれ告訴していたもので、被疑者らは、いずれも、JASRAC管理楽曲の音楽ファイルを自らダウンロードしたうえ、これらをJASRACに無断でインターネット上に公開し、不特定多数のインターネットユーザに対して送信できるようにして著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害した疑いが持たれている。


（全文は2011/11/2発行の「連合通信レコード速報」に掲載）