日本音楽著作権協会(JASRAC)は5日、JASRACの管理著作物を業務用通信カラオケ機器の内蔵ハードディスクに違法に複製し、佐賀市の男性にリースしていた同市などに在住の男性3人を無断複製物頒布による著作権侵害の疑いで愛媛県西条警察署に告訴した。
被疑者3人は、佐賀市に本店を置くカラオケリース会社の代表者(57歳)と男性従業員2人。今回の事件は、カラオケ楽曲データを無断複製した通信カラオケ機器を店舗等に会社ぐるみで不正にリースしていた容疑により今回の被疑者3人を含むカラオケリース会社の代表者と従業員5人を9月7日に西条警察署が逮捕(本紙9月19日付で詳報)し、取り調べを進めた結果、被疑者3人が共謀して別の通信カラオケ事業者の機器について同様の違法行為を行っていた事実が判明したもの。
(全文は2011/10/7発行の「連合通信レコード速報」に掲載)