オリコンが全国の小売店やネット通販、イベント会場等のネットワークを通じて集計したランキング・データを基に、半期ごとに報告するマーケットレポートのうち、映像ソフト市場の動向をまとめた「2011年上半期の映像ソフトマーケットレポート」(10年12月27日〜11年6月26日)が次のようにまとまった。
それによると、映像ソフト市場の11年上半期売上は総額で1346・4億円、前年同期比93・7%と前年実績を大きく割り込んだ。これは、東日本大震災の影響に加え、特に「アニメ」や「洋画」の分野で、DVDからBlu―rayディスク(以下BD)への移行が進み、BDは上半期も伸びを示したが、DVDの市場縮小が加速。両者を合わせた映像ソフト市場全体の対前年同期比は93・7%と、前年を下回る結果となった。
(全文は2011/07/25発行の「連合通信レコード速報」に掲載)