09年7月に設立された「一般財団法人 岩谷時子音楽文化振興財団」が制定する「岩谷時子賞」の第2回授賞式が20日、東京・帝国ホテルで開催され、音楽・演劇界から次の4名に授与すると共に、今年からスタートした奨学制度「岩谷時子Foundation for Youth」の発表も行った。
日本を代表する作詞家の一人、岩谷時子さんは1950年代にそのキャリアをスタート。数々のヒット曲を世に送り出すと共に、多くの名作ミュージカルの訳詞も手がけ、日本におけるミュージカル隆盛の一翼を担ってきた。その名を冠した「岩谷時子賞」は、音楽・演劇界の明日を担う人材や、その向上発展に功績のあった人物・団体に授与するもので、第2回目となる今回は次の4名を選定。併せて今回から、音楽・芸術を志す個人・団体に対する奨学金の給付や人材育成に関する助成事業を行う「岩谷時子Foundation for Youth」もスタートした。
(全文は2011/07/22発行の「連合通信レコード速報」に掲載)