日本映像ソフト協会(桐畑敏春会長、以下JVA)が発表した2011年5月度のJVA月間売上統計(速報値)によると、ビデオソフトの月次売上金額は180億52百万円となり、前年同月比116・7%と前月(4月)に続いて二桁の伸長を記録した。
この5月度売上のうち、DVDの合計売上は144億8百万円で前年同月比は108・8%と前年同月実績を上回る結果となった。このうち「販売用」は前年同月比93・9%の81億46百万円と下回ったが、「レンタル店用」が引き続き好調に推移。同137・1%の61億63百万円と、一時の不振から脱して持ち直してきており、このレンタル店用の伸びに支えられてDVD全体の売上が前年実績を上回ることになった。また、前年同月比163・7%の36億43百万円と引き続きブルーレイが順調に拡大。DVDとブルーレイの販売用を合計して、全体の「販売用」を見てみると、DVDのマイナスをブルーレイがカバーし、全体で116億60百万円、前年同月比108%となった。
(全文は2011/07/08発行の「連合通信レコード速報」に掲載)