金羊社が東京・鵜の木の本社ビル4階ギャラリーを開放する「ミュージックジャケットギャラリー(MJG)常設展」の7月〜9月期のテーマが決定。東日本大震災や原発問題の影響を受ける現在の特異な社会状況を踏まえ、60年代から80年代にかけての反戦や反核、チャリティーといったメッセージ性の強いジャケットを集め、7〜9月の3ヵ月間、原則として毎週木曜日の10時〜17時(昼休み除く)に開催する。
MJGは、音楽とジャケットの結びつき、アーティストの音楽への思い入れやデザイナーのクリエイティヴィティなどを紹介するもので、その時代を映し出すLP/CDジャケットやパッケージを展示。とりわけ、世界初や日本初といった貴重なジャケット、特殊パッケージなど、日常あまり見ることのできない様々なアイテムを揃え、四半期ごとに業界関係者や一般の音楽ファンに公開している。
(全文は2011/07/04発行の「連合通信レコード速報」に掲載)