日本コロムビア、ビクターエンタテインメント、EMIミュージック・ジャパン、ソニー・ミュージックディストリビューション、ワーナーミュージック・ジャパン、エイベックス・マーケティングのレコードメーカー6社〈創業順〉は6社が共同運営する販売分析システム「Music Express」(以下ME)において、このMEに加盟する法人(ディーラー)に対し、新たにカタログの売上及び在庫データの提供を開始する。
6社が7月初旬から提供するのは、1.2010年12月31日以前の発売CDアルバム(輸入盤除く、受託含む)、2.直近3ヵ月間の売上上位3000タイトル以上(売上順)、3.期間内売上数及び直近の店頭在庫数、4.「総合」及び「エリア」、「月商規模」や「立地」区分別など全?m種のデータ。従来、MEの利用目的の多くは「新譜の単品分析」であったが、今回、ME6社の長期にわたる集積データを活用し、売上の上位3000タイトル以上を対象に、その「エリア」「月商規模」「立地」といった細やかな視点を提供することで、加盟法人が新たな商機を見出すことを可能にし、在庫の活性化、回転率のアップに貢献できるカタログ・データの提供を開始する運びとなったもの。
(全文は2011/07/01発行の「連合通信レコード速報」に掲載)