デビュー7年目をむかえ、通算6枚目の新作としてリリースした「桂川」が好評を博す葵かを里(徳間ジャパン)の恒例のディナーショーが過日、名古屋市のメルパルク名古屋で昼夜2回にわたって開かれた。
同ショーは「感謝の心・唄心 あなたに届けます」と題して、日頃の感謝の気持ちを込めて開催したもの。約500席が満席となる中、新曲「桂川」や地元の歌「吉良慕情」を披露。「(東日本大震災という)この様な状況の中で開催できたことをまず感謝すると共に、東北地方の復興を願って収益の一部を義援金として寄付させていただきます」と挨拶。同ショーの見所のひとつとなっている?A舞踊?@では、鶴の恩返しの「おつう」を華麗に披露。ドレスに着替えた葵は、「リンゴの唄」や「青い山脈」など昭和の名曲を客席に降りて歌唱。途中、「桂川」を作曲した影山時則氏も応援に駆けつけ、同曲のワンポイント・レッスンを行うと共に、葵と「絆」をデュエット。最後は、オリジナルの「夢みなと」や「北寒流」「各駅列車」、前作「荒波」と歌い、「桂川」の歌と踊りで締め括った。
なお、10月にはアルバムのリリースも決まったという。
(全文は2011/06/27発行の「連合通信レコード速報」に掲載)