ビクターエンタテインメントは、松本隆×ユーミン(呉田軽穂)という黄金タッグのペンになる、綾瀬はるかの2年8ヶ月ぶりのニューシングル「マーガレット」を8月4日に発売する。
綾瀬はるかの歌手デビューは06年3月の「ピリオド」。07年12月「飛行機雲」まで3枚のシングルをリリースした後、歌手活動は休止していたが、その間に女優として大きくステップアップし、映画「おっぱいバレー」でブルーリボン賞・主演女優賞や日本アカデミー賞・優秀主演女優賞に輝くなど、押しも押されもしない日本を代表する若手女優に成長した。
綾瀬が再び歌手活動を行うきっかけとなったのが、松本隆の活動40周年を記念したリスペクト・アルバム「松本隆に捧ぐ ―風街DNA―」(UM、5月12日)の収録曲で、82年に松田聖子の歌で大ヒットした「赤いスイートピー」への彼女の参加。このことが縁となり、松本が綾瀬はるかの新曲の作詞依頼を快諾。また、作曲も「赤いスイートピー」と同じ松任谷由実が"呉田軽穂"名義で手がけることとなり、新曲「マーガレット」が完成した。
松本隆×呉田軽穂のコンビは、86年の山瀬まみ「メロンのためいき」以来実に24年ぶり。「マーガレット」のレコーディング時、松本隆が綾瀬の歌を聴きながら曲のイメージをさらに膨らませ、歌詞を手直しする一幕もあったほど、練りに練られた、松本の愛情がこもった力作となった。
シングルの初回盤はビデオクリップ収録のDVDが付き、通常盤には「マーガレット」朗読バージョンが収録されるなど、ビクターEでは「シンガーとして、女優としての綾瀬はるかの魅力が十分に発揮された作品」と期待を膨らませている。
なお、7月に「着うたⓇ」が先行配信される。
(全文は2010/6/4発行の「連合通信レコード速報」に掲載)