平成元年(1989年)6月24日に52歳で死去した美空ひばりさんの「二十三回忌法要」が20日、東京・帝国ホテル孔雀の間で開かれ、業界関係者など600余名が参列し献花など行われたが、法要を前にひばりプロダクション社長の長男、加藤和也氏が記者会見し、この二十三回忌を記念する様々な特別企画について、その概要を明らかにした。
今回企画された記念企画は大きく分けて二つ。ひとつは6月24日に角川書店から発行されるひばりプロ初の公式出版物「美空ひばり 公式完全データブック 永久保存版」(税込3990円)。30余年にわたってひばりさんの付き人を務めた関口範子さんと今年1月に亡くなったコロムビアの元担当ディレクター森啓さんが生前詳細に綴っていた日記やスケジュール帳を基に、膨大で詳細な資料を付け、4年の歳月をかけて編集した美空ひばり初の完全活動記録本となっている。
(全文は2011/06/22発行の「連合通信レコード速報」に掲載)