日本コロムビアの小林幸子が過日、東日本大震災被災地で、岩手県上閉伊郡大槌町の避難所を、04年10月に故郷で起こった新潟県中越大地震の際に大きな被害を受けた旧山古志村(現・長岡市)の人々17名と共に訪れ、被災者265名、生徒300名に炊出しを行った。小林の東北の被災地訪問は福島県相馬市、宮城県気仙沼市に続き3ヶ所目。
小林幸子は、中越地震で被災地を訪れたときに目の当たりにした、東北の人々の親身なボランティア活動に?A絆の深さ、有り難さ?@を痛感、「是非とも恩返しを」と、思いを強くしていた旧山古志村の人々と相談し、実現した。
今回の訪問にあたり、小林はまず、旧山古志村の人々から6年前に贈られ、毎年、本人も一緒に田植えと稲刈りを続けている田んぼ(通称『幸子田』)で田植えをした。その後、山古志の山菜やヤーコン、かぐら南蛮味噌を使った「やまこし汁」を600食、茹で餅を400食、饅頭6個入りを3000パック用意し、大槌高校体育館に向かった。
(全文は2011/06/10発行の「連合通信レコード速報」に掲載)