日本コロムビアは、ポニーキャニオンから11年に岡本真夜のプロデュース作品でデビュー、透明感のある歌声で数多くのシングルやアルバムをリリースしてきた石井聖子と契約。?R年ぶりとなるシングル作品「この…駅で」を6月22日にリリースすることになり、その披露を兼ねたランチコンベンションを前日の21日、赤坂シュビアで開催する。
石井聖子は、歌手として、また個性派俳優として一世を風靡した坂本スミ子の娘で、2003年から音楽活動を休止していたが、沸々と湧きあがるシンガーへの思いが募り、気持ちも新たに本格的な歌手活動を再開することになったもの。その復帰第1作となる「この…駅で」は、石井聖子デビュー翌年の97年に直腸がんで亡くなった大津あきら氏が病床で書いた歌詞に浜圭介氏がメロディーを付けた作品。浜圭介氏から「ぜひ女性に歌ってほしい」との依頼があり、石井聖子に白羽の矢が立ち、その復帰第1作として彼女の特徴とも言えるクリアボイスで大津あきら氏の遺作が蘇ることになった。