氷川きよし(長良プロダクション)の4年ぶり4度目の座長公演となる「氷川きよし特別公演」が去る2日、東京浜町の明治座で開幕。6月30日の千穐楽まで26日間で全43公演が行われるが、連日超満員の盛況ぶりで、既に前売券は全公演とも完売(当日券のみ若干の空きあり)の人気、期間中に明治座でも破格の62、350人を動員する運びとなった。
明治座での初の座長公演となった同公演で氷川は、堀越真脚本(原作・野村胡堂)、北村文典演出の「銭形平次〜きよしの平次 青春編〜」に挑戦、若き日の銭形平次を爽やかに演じている。また、第2部の「氷川きよしコンサート2011 in明治座」では、6月1日に日本コロムビアから発売されたアルバム「演歌名曲コレクション?U〜あの娘と野菊と渡し舟〜」(オリジナル6曲と昭和の名曲カバー6曲を収録)の収録曲を中心に全?W曲を歌唱。衣装も今回は自身初の"ベルサイユのばら"風のバラを手にした衣装など、同公演のために用意した6パターンの衣装を披露。ステージからファンに向けて「今回のステージ衣装のテーマは"王子"です。皆さんのおかげで?S年目を迎えることが出来ました。一人の力では何も出来ないけど、みんなの力が集まると、いろんな事が出来る。皆さんに喜んでもらえるよう、頑張っていきたいです」と語っていた。
(全文は2011/06/08発行の「連合通信レコード速報」に掲載)