ホールネットワーク(HAL)は1日、東京都江東区青海の東京臨海副都心地区で三井不動産(株)が開発を推進している、商業施設およびオフィスビルからなる複合施設「(仮称)青海Q街区計画」(12年春開業予定)の商業施設部分に、主要テナントとして新たなZepp Tokyo(最大収容人員約2500名)を1・2階部分に出店することを明らかにした。商業施設へのZepp出店は初。
同商業施設は「劇場型都市空間」をコンセプトに、楽しみ、遊び、学び、くつろぎ、驚きや感動を体感できる「東京の新名所」を目指し、フジテレビジョンがイベントプロデューサーとして施設全体の賑わい創出や情報発信を行う。
HALは現在、98年4月に第1号として開業した「Zepp Sapporo」を皮切りに、仙台・東京・名古屋・大阪・福岡と、全国6都市でライブホール「Zepp」を運営しており、音楽を始めとする多様なエンタテインメントの拠点として大きな役割を果たしてきた。
既存のZepp Tokyoは、新Zepp Tokyo(仮称)の開業後も営業を継続し、新旧2つのZepp Tokyoが並存する。HALではこの2会場のコンセプトの同一性、距離の近さ等を活かしたイベント提案等の検討も開始した。
(全文は2011/06/06発行の「連合通信レコード速報」に掲載)