日本レコード協会(RIAJ)は、今年度のレコード寄贈事業の一環として、東日本大震災被災地の避難所やコミュニティFM局等へ音楽CDを寄贈することを決め、希望者の募集を開始した。
このレコード寄贈事業は、児童福祉施設や老人ホームなど福祉厚生・療養施設の人々に音楽を楽しんでもらう事を目的とし、昭和38年(1963年)より毎年実施している事業で、これまでの48年間で延べ99万枚の音楽ソフト(CDやアナログレコード・カセットテープ等)を日本全国の施設へ寄贈してきた。今年度についても、東日本大震災の被害の大きさに鑑み、例年の福祉施設等への寄贈と併せ、被災地の避難所及び放送局への寄贈を実施することにしたもの。
寄贈する音楽CDは約1万枚を予定。希望避難所の数により全枚数を按分して送付する。内容については、童謡やアニメ、アイドルからJ―POP、演歌・歌謡曲まで幅広いジャンルで選曲。避難所や被災地のラジオ放送局からの希望に応じて6月下旬に送付する予定(申請締切りは6月?]日)。
(全文は2011/06/06発行の「連合通信レコード速報」に掲載)