国立国会図書館(NDL)は5月31日に衆議院国会クラブで会見を行い、日本レコード協会(RIAJ)など6団体で構成される「歴史的音盤アーカイブ推進協議会」(HiRAC、代表幹事・佐藤修RIAJ顧問)が平成?\年からNDLへ納品しているSP盤などをデジタル化した歴史的音源のうち、準備が完了した約2500音源の館内等での公開を開始したと発表した。
会見にはNDLの山田総務部副部長と田中企画課長、HiRACから佐藤代表幹事が出席。NDLから公開の概要と今後の予定、HiRACからは歴史的音源のアーカイブ事業の意義、NDLで永続的に保存と活用が図られることの重要性と代表的な音源の説明があった。今後、NDLでは2500音源の公開に続いて6月末には約18000の音源を追加で公開、最終的には約50000音源が公開される予定になっている。
(全文は2011/06/03発行の「連合通信レコード速報」に掲載)