日本音楽出版社協会(MPA)は、5月24日から28日までシンガポールで行われた「ミュージック・マターズ2011」の中で、今回で12回目となる「国際音楽著作権ビジネス・セミナー」を26日に開催。この26日のミュージック・マターズのオープニングに谷口元会長がスピーチに立ち、東日本大震災に対する支援や協力への謝辞を述べると共に、「"自粛"ムードの日本に元気を取り戻すため世界中のエンタテインメントを届けてほしい」と述べた。
この「ミュージック・マターズ」は、セミナー等のカンファレンスを中心に定期開催されている国際イベントで、アジアのみならず、世界中からこれまでに延べ4000名が参加。今回は、会場を香港からシンガポールに移し、全会期(5月24日〜28日)のうち24日〜25日を「デジタル・マターズ」、26日〜27日を「ミュージック・マターズ」とし、26日〜28日はライブも行われた。
この中で「ミュージック・マターズ」初日の26日のオープニング・スピーチを谷口会長が務めたもので、谷口会長のスピーチに対し、参加者は一斉に「がんばれニッポン」と声を挙げ、日本にエールを送った。この声は、期間中に参加アーティストにより行われたチャリティ・レコーディング(詳細は後日発表)に収録されるという。