藤間哲郎氏(キングレコード元専属作詞家)5月19日慢性閉塞性肺疾患のため自宅で死去、享年86歳。1924年12月31日生、東京都千代田区麹町出身、葬儀・告別式は近親者のみで執り行われた。後日、お別れ会が開かれる予定。藤間氏は1951年からキングレコード専属作詞家になり、代表作には「おんな船頭唄」(三橋美智也)、「東京アンナ」(大津美子)、「別れの波止場」(春日八郎)、「男のブルース」(三船浩)などがある。56年東芝レコード(現EMIミュージック・ジャパン)に移籍、松山恵子の歌で大ヒットした「お別れ公衆電話」を作詞した。58年キングレコードに戻り「東京の灯よさようなら」などを作詞。その後は日本作詞家協会理事長、日本音楽著作権協会監事などを歴任。04年には旭日双光章を受賞した。
(全文は2011/05/27発行の「連合通信レコード速報」に掲載)