昨年、長編映画「ヘヴンズストーリー」で女優デビュー(「第25回高崎映画祭」最優秀助演女優賞受賞)を果たし、1月19日に移籍第1弾シングル「あなたの声」(テイチクエンタテインメント。NHK「ラジオ深夜便」深夜便のうた)をリリースした山崎ハコが13日、バースデイ・ライブを東京・六本木のスイートベイジル STB139で開催した。
バースデイ・ライブは、毎年5月18日の誕生日を前に行われる恒例のライブ。今回は山崎ハコの新境地を披露したいとステージに臨んだ。
「デビューから36年。でも、レコード会社が変わって『憧れていた歌手になれたと喜ぶ新人のような気持ち』になって楽しんでいる。デビューの時に似ている」と燃える心を打ち明け、さらに「私はこれまで、空中に向かって歌ってきた。けれども震災後の今は違う。みんなのふるさとは地球なんだ。だから、地面に向かって『今、何を考えている?』とコミュニケーションを取りながら歌っている」と心境を語り、「あなたの声」など13曲をパフォーマンスした。
ゲストには小椋佳、中村雅俊が特別出演。小椋は山崎ハコのリクエストに応え、「シクラメンのかほり」(山崎とデュエット)と「白い一日」を歌唱。中村雅俊は「俺たちの旅」を歌唱した。
(全文は2011/05/20発行の「連合通信レコード速報」に掲載)