通算10枚目の新曲「涙唄」(徳間ジャパン3月9日)がロングヒットとなっている女性演歌シンガー・ソングライター、大沢桃子が?V日、昨年に続く名古屋コンサート「2011大沢桃子コンサート〜出会いに感謝〜」を愛知県産業労働センターで開催。900席の会場が満員となる中、「涙唄」や前作「京都洛北路」など20曲を歌い、故郷・大船渡に負けない大声援を送られた。
オープニングでは、10日に出演したNHK「歌謡コンサート」でも着たピンク色の和服で登場。桃子コールの中、「日本全国ふるさと音頭」を歌い、「昨年に続いて当地でコンサートが出来て嬉しい。先日、大船渡に里帰りして被災者の皆さんから逆に元気を頂いた。力を合わせて復興のお手伝いをしたいと思うので、これからも応援をお願いしたい」と挨拶。オリジナルの「南部恋唄」や「風の丘」など歌唱。後半はドレス姿で、「桃子のソーラン節」を始めご当地ソングメドレーを披露。オリジナルの「みちのく平泉」では、前回見送られた平泉の世界遺産登録が内定したことを嬉しそうに報告し、盛岡市の名所を歌った「石割桜」や「暗門の滝」などのオリジナル曲も歌い、最後にもう一度「涙唄」を熱唱。来年4月にも同所で3度目のコンサートを予定していることを明らかにした。
(全文は2011/05/18発行の「連合通信レコード速報」に掲載)