アミューズは12日に開催した取締役会で、6月26日開催予定の定時株主総会に付議する平成23年3月期(22年4月1日〜23年3月31日)の連結業績と個別業績を次のように決定すると共に、代表取締役の異動及び新任取締役候補選任の件(大里洋吉最高顧問の処遇)、台湾における会社の設立、並びにファミリーマート他と合弁で設立するODS(オンライン・デジタルソース)事業会社について次のように決議した。
まず、当期の業績については、連結営業収入(売上高)は対前年度比9・1%減の261億22百万円と当初の予想通り減収となったが、連結営業利益で前年比70・4%増の21億61百万円を計上。経常利益も同75・9%増の21億20百万円となり、前期8億80百万円の赤字だった当期純利益は11億36百万円の純益と、1年で黒字転換した。
また、個別業績は、営業収入が前年比17・3%減の167億31百万円、営業利益が同38・2%減の15億95百万円、経常利益は同39・8%減の16億25百万円、当期純利益は前年の赤字(2億42百万円の損失)から一転、8億45百万円の黒字となった。
ちなみに、平成24年3月期の連結業績予想は営業収入が通期で6・3%減の244億80百万円、営業利益も同27・8%減の15億60百万円、経常利益は同26・3%減の15億62百万円、当期純利益は同34・9%減の7億40百万円としている。なお、連結業績のセグメント情報や24年3月期の見通し等については、18日にも改めて説明を行う。
(全文は2011/05/13発行の「連合通信レコード速報」に掲載)