日本クラウンは、日本ロックの草分け的バンドのひとつであるムーンライダーズの代表的アルバム「カメラ=万年筆」をメンバー監修のもと、"最新リマスターオリジナル盤"と、30年振りに蔵出しされた24chアナログ・マルチ・テープをケラ&ザ・シンセサイザーズ、山本精一、アーバンギャルド、シンガーソングライターの曽我部恵一ら16組のアーティストが手がけた"リミックス盤"の2枚で編成した「カメラ=万年筆 スペシャル・エディション」を27日にリリースした。
「カメラ=万年筆」(80年)は、ヌーベル・バーグに多大な影響を与えた論文「カメラ=万年筆」の思想を音楽で実践したコンセプト・アルバム。メンバーの鈴木慶一は「もともとオリジナル・アルバム自体が壊して再構築するという性質のものだから、それをさらに他人に委ね、壊して再構築していただきたいなという発想になった」とリミックス盤を付属させたことについて説明している。
▽Tiara、2ndAL発売記念ワンマンライブ
日本クラウンのTiaraが過日、2ndアルバム「Tears」の発売記念ワンマンライブを青山「月見ル君想フ」でスペシャルゲストにSo' Fly、傳田真央を迎え開催、ファン200人を前に、アンコール含め全17曲を歌った。
Tiaraは「女性の涙はデトックスの効果もある。このアルバムを聴いて、涙の後のような爽快な気持ちになってもらえたら」とアルバムに込めた思いを話す。
(全文は2011/4/29発行の「連合通信レコード速報」に掲載)