日本クラウンは27日午後、東京・九段北の一口坂スタジオで、西郷輝彦7年ぶりの新作となるニューシングル「オリオン急行」(5月11日発売)の公開レコーディングを実施し、同楽曲をマスコミ初披露した。
この公開レコーディングには、約半世紀前に名古屋で歌っていた西郷輝彦(当時16歳)をスカウトし、翌年、東京オリンピック開催年の64年に新生クラウンレコード新人専属歌手として「君だけを」でデビューさせ、その年の新人賞だけでなく次々と大ヒット曲を飛ばした相澤秀禎サンミュージックプロダクション会長も臨席。7年ぶりの新曲リリースに当たり、「歌番組にも呼ばれるようなヒットにしたい」という西郷とサンミュージックが業務提携し、全面的にバックアップすることになったことから、相澤会長も同席し、その経緯を述べたもの。
相澤会長は「40数年ぶりに手を携えてやることになり、心の中は燃えたぎっている。弊社の創立韆周年のパーティーに出席した時から、一緒に何かやりたいねという話があり、それが今回の新曲となった」と語り、西郷のデビューが決まり、故郷の鹿児島で撮ったという韆数年前と同じポーズで写真に収まった。
(全文は2011/4/29発行の「連合通信レコード速報」に掲載)