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震災等で売上63億円減額・3億円余の特損計上も=エイベックス、3月期通期連結業績予想下方修正
投稿日時: 04/27

 エイベックス・グループ・ホールディングス(AGHD)は25日に開催した取締役会において、平成23年3月期通期連結会計期間に、次の通り営業外費用及び特別損失を計上すること、また昨年11月4日の中間決算発表時に公表した3月期通期の連結業績予想を次のように修正(下方修正)することを決定。併せてAGHD及び100%子会社のエイベックス・エンタテインメント(AEI)と、AEIが70%を保有するエイベックス通信放送(ABC)の組織変更と役員人事を含む人事異動について次の通り決定した。
 まず、営業外費用と特別損失の計上については、持分法適用関連会社における業績悪化を受け、持分に応じた損失額7億74百万円を営業外費用として、また東日本大震災の影響によるコンサートの延期・中止に伴う費用や、被災地に対する義援金の支出等による3億15百万円を特別損失として計上する。さらに、大震災の影響に加え、国内音楽市場全体の低迷等により、売上高が予想を68億円も下回る見込みとなり、連結通期売上高を1115億円に修正(前回予想は1183億円)。営業利益は売上減少の影響を受けるものの、販売費及び一般管理費の効率的な執行に努めた結果、小幅の減少(2億円減の113億円に修正)に止まる見込み。経常利益と当期純利益についても前述の通り、営業外費用や特損計上により、それぞれ5億円減少の経常利益100億円、当期純利益53億円に修正した。

(全文は2011/4/27発行の「連合通信レコード速報」に掲載)







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