福岡レコード商組合(児玉良一組合長)は18日、過日福岡市内の"三四郎"で開催した平成22年度定例総会の討議内容、決定事項等について要旨次のように発表した。
冒頭、児玉組合長は東日本大震災について「心よりお見舞い申し上げると共に、一日も早い復興を願っている」と話すと共に、組合長としての2年間を総括。「2年間では何といってもジャパンミュージックギフトカード社の解散が大きい。加えて、レコード店経営が一段と厳しくなって来たこと」と述べ、「毎年売上は対前年比20%近い落ち込みようで、いつまでこの落ち込みが続くのか、まったく先が読めない。資金繰りにも大変困っており、月末(支払日)が来るのが恐怖でもある。いつまで続くぬかるみぞといったところ。さらに、CDにDVDを付けた商品の安売りもある」と嘆く。
(全文は2011/4/20発行の「連合通信レコード速報」に掲載)