ゴールデン・ウィークに向けて、アニメ、ファミリー向け、アクションものと幅広い作品がスタートを切った。
劇場版が始まって15周年を迎えた人気アニメの新作「名探偵コナン 沈黙の15分」(東宝)は、公開前日の15日を「コナンの日」と名付けて、映画版前作と実写版を放送、前景気をあおった。これも功を奏したのか、再開していない東北地方の映画館もあるなか、2日間で全国は前作の98%と健闘。京阪神では104・4%と幸先の良い出足。T梅田6257人、863万1100円、Tなんば4199人、579万5000円、T二条4778人、621万4500円、T伊丹3198人、387万6800円、ミント神戸2493人、289万2100円。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」(東宝)は、昨年公開の前作と比べると全国で71・6%、京阪神で81・4%。これは原作者の不慮の死が影響したもので、09年と対比すると全国が116・2%、京阪神は130・2%。T梅田1391人、183万0400円、Tなんば1309人、169万8100円、T二条1282人、153万3500円、T伊丹1158人、134万4000人、ミント神戸802人、87万6400人。
(全文は2011/04/20発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)