氷点下の厳しい冷え込みが続き、客足は伸び悩んでいる。新番組の「僕と妻の1778の物語」(東宝)と「ソーシャル・ネットワーク」(SPE)の2作品は、作品内容もきわめて対照的だ。
主要作品の土日2日間の動員数は次の通り。
「僕と妻〜」は余命一年の妻を看取る「泣かせる」愛の物語。フジ・関西テレビのヒットシリーズ「僕の生きる道」の草��剛と竹内結子のコンビとスタッフによる大阪在住の眉村卓の同名小説の映画化。
40代を中心に70%が女性という客層。T梅田2668、Tなんば1516、二条897、OS神戸957、西宮OS779、大日910、八尾810など。全国のシネコンを中心に315Sで全国興収1・6億円と手堅い集客。作品の評価も高く、テレビの後押しもあって東宝は15億円を目標と力を入れる。
「ソーシャル〜」はゴールデングローブ賞6部門ノミネート。アカデミー賞最有力候補で売った。内容はいま話題のインターネットの交流サイト「フェイスブック」を立ち上げ億万長者になったアメリカの19歳のストーリー。
（全文は2011/01/19発行の「連合通信放送映画速報」に掲載）
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