NHKの大河ドラマの影響もあって今年の映画界は時代劇復活といっていいほど時代劇が目立った。松竹はアスミック・エースとの共同配給で10月1日から「大奥」を、12月4日から「武士の家計簿」を公開した。東宝は5月29日から「座頭市 THE LAST」、9月25日から「十三人の刺客」、10月22日から「雷桜」を公開した。東映は3月13日から「花のあと」、7月10日から「必死剣鳥刺し」、10月16日から「桜田門外ノ変」を公開した。また、ワーナー・ブラザース映画は2011年正月作品として12月18日から「最後の忠臣蔵」を公開した。これらの作品の配給各社ではサッカー前日本代表監督だった岡田武史氏を応援団長に迎えて"サムライ・シネマキャンペーン"を展開した。
(全文は2010/12/27発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)