デジタルシネマ倶楽部株式会社(東京都港区赤坂8丁目4番14号 青山タワープレイス、代表・加納彰氏)は、このほどウォルト・ディズニー・カンパニーの映画製作・配給部門であるウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ・インターナショナルと日本市場における映画館のデジタル化促進に関する契約の合意に達し、事業を開始したと発表した。
事業開始にあたり、すでに複数の映画興行会社(約70スクリーン)からデジタルシネマ倶楽部社が提供するサービスを採用したい旨の申し込みを受けているという。
デジタルシネマ倶楽部社が提供するサービスは、映画界ではVPF事業と呼ばれるサービスで、映画館にデジタルシネマシステム機材を設置し、映画館及び配給会社から各々サービス利用料を得る事業モデル。同サービスを利用することで、映画館がデジタル化を行う際に必要な費用を、配給会社が一部負担することになり、映画館の設備投資を軽減するおとが可能となる。
(全文は2010/12/13発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)