給料日前、20度を超す「小春日和」に紅葉狩りなど近場の行楽を楽しむ人が多く、興行には厳しい週末となった。
正月興行のトップを切って待望の「ハリー・ポッターと死の秘宝PART1」(WB)が金曜からスタート。第7作目とあってコアのファン層とファミリー層、幅広い層で賑わった。
金曜から日曜まで3日間の動員数は、T梅田6596、梅田ブルク7 3626、梅ピカ1585、Tなんば5722、なんばパークス3630、M京都5141、T二条4177、T・ジョイ京都2632、西宮OS5370、OS神戸5006、八尾5190、大日4617、鳳4114、茨木4020など。拡大公開ながら各サイトともよく入れている。
3日間の全国興収は11億7千万円、水曜初日の前作(80億円)の3日間対比は99%と上々の出足。「3Dだったら100億円」という声もあるが、全国で約881スクリーンの拡大だからお正月にかけての期待は大きい。
(全文は2010/11/24発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)