11月19日(金)から「ハリー・ポッターと死の秘宝PART1」が丸の内ピカデリー1他全国872館で公開され週末3日間で動員96万1、961人、興行収入11億7、604万7、100円をあげたが、前作の成績には及ばないスタートとなった。同作品、当初はシリーズ初の3Dで公開する予定だったが、ワーナー側の事情で3D上映を取りやめ2Dでの公開となったため少なくとも興行収入においては3D上映による料金アップ分がマイナスとなってしまった。ワーナー・ブラザース映画本社が発表したとしてマスコミが報じるところによれば全世界同時公開の全世界興行収入は推計で19日〜21日の3日間で3億3、000万ドルに達したという。米国では1億2、510万ドル、英国ではシリーズ最高の2、800万ドル、オーストラリアで1、500万ドル、ロシアで1、200万ドルをあげたとしている。世界各国で大ヒットしているのに比べると日本は不況の影響もあってかやや出遅れている感じだ。
(全文は2010/11/24発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)