第11回宝塚映画祭(同実行委員会、宝塚市、同文化振興財団主催)が10月30日から11月5日まで、同市内ピピアめふ/シネ・ピピア2で開かれる。
ことしのテーマは「宝塚映画から発信基地TAKARAZUKAへ」。主な内容は次の通り。
《名匠たちの宝塚映画上映》
▽「てなもんや幽霊道中」(1967年)松林宗恵監督
▽「なつかしき笛や太鼓」(1967年)木下恵介監督
▽「放浪記」(1962年)成瀬巳喜男監督
▽「沙羅の門」(1964年)久松静児監督
▽「夕凪」(1957年)豊田四郎監督
《地元再発見シンポジウム》
「阪神間少年 ムラカミハルキを観る」西宮、芦屋で育った村上春樹と同学年である小西巧冶氏を迎え、村上作品と、春樹少年が見た阪神間の原風景や映画「ノルウェイの森」のメインロケ地の関係者と語り合う。
また、村上春樹原作の「トニー滝谷」「風の歌を聴け」2作品の上映もある。
(全文は2010/10/04発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)