やっと春の陽気が訪れたが、まだまだ油断はできない。
新番組のWB「タイタンの戦い」は年配の男性客、「銀魂〜」は若い女の子を集めて好スタートを切った。2週目の「アリス・イン・ワンダーランド」「のだめカンタービレ〜」「名探偵コナン〜」は絶好調。GWへの期待が大きい。
主要作品の土日動員数は次の通り。
「タイタンの戦い」は3D、2Dの同時上映。テレビを中心にかなりの宣伝費をかけた。金曜初日で3日間の動員数は梅田ブルク7は1518、梅田ピカデリー446、なんばパークス1888、Tなんば1761など、40代以上の年配客、男性が70%。3日間の全国興収(2・8億円)は、15億円を視野に入れている。
「銀魂〜」は少年ジャンプの連載シリーズ。前売りが梅田ブルク7の7613枚などよく売れた。全国饐館と絞ったので、梅田ブルク7は4722、なんばパークス3516、M京都2978、HAT神戸2392など上映館は大喜び。中高校生の女の子が約60%。平日は弱そうだが、10億円に届くかどうか。
「アリス〜」の2週目の土日全国興収は10・2億円(1週目の78%。9日間累計は35・3億円。京阪神主要サイトの9日間の動員数はT梅田2万2541、梅田ブルク7 1万5791、Tなんば1万7433、なんばパークス1万9264など、ハイペースで100億円を視野に。
「のだめ〜」は2週目土日は3・6億円(1週目の64%)。T梅田3841、Tなんば2996など。「名探偵コナン〜」は2週目3・4億円。T梅田3739、Tなんば2377、二条2850など、GWは稼ぎそだ。
(大阪)
(全文は2010/4/28発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)