「2010年東京・中国映画週間」が10月23日(土)から29日(金)までTOHOシネマズ日劇、東京都写真美術館で開催されるが、尖閣諸島付近での日本の巡視船と中国漁船の衝突事件で中国漁船の船長を日本側が逮捕したことから中国側が態度を硬化、中国各地で反日運動が高まっていることから各方面で日中関係に大きな影響がでているが、「2010東京・中国映画週間」にも少なからず影響が出るものと思われ、場合によっては開催中止といった事態にもなりかねない。
同映画週間では「孫文暗殺の森」「ラブソングの行方」「流浪児を探して」「帰省男、辛いよ」「上司に恋しい女」「夢の王国」「孔子」「ラブソングの行方」の8作品を上映、中国側ゲストとして監督の江平、胡玫鋒、蘇有朋、蒲巴甲、俳優の任泉、謝霆、女優の章子怡、範氷氷、周迅、李宇春、居文沛、車永莉、愛新覚羅后星が来日予定になっているが、中国政府がはたして来日を許可するのかどうか現時点では全くわからない状態だ。
(全文は2010/9/24発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)