秋の連休を前に9月17日(金)からTOHOシネマズ有楽座他全国285館で「食べて、祈って、恋をして」(ソニー・ピクチャーズ)、連休初日の18日(土)からTOHOシネマズ日劇他全国467館で「海猿 THE LAST MESSAGE」(東宝)と丸の内ピカデリー2他全国88館で「機動戦士ガンダム00」(松竹)が新番組として公開された。
「食べて、祈って、恋をして」は20日(月/祝)までの4日間で動員15万9、605人、興行収入1億9、879万5、000円をあげまずまずのスタートを切った。
「海猿 THE LAST MESSAGE」は467館のうち277館が3Dで上映、3日間で動員93万9、950人、興行収入14億3、095万4、460円をあげたが、動員で69・8%、興行収入で74・1%を3Dであげており、3Dの人気の高さをうかがわせる。ちなみに、3D(277館)と2D(190館)の3日間累計成績は3Dが動員65万5、922人、興行収入10億6、059万2、600円、2Dが動員28万4、028人、興行収入3億7、036万1、860円となった。この出足から見て東宝では興行収入100億円突破も期待できるとしている。今年、洋画ではすでに3本の作品が興行収入100億円を突破しているが、邦画ではまだ1本も出ていないだけに9月20日(祝)現在で興行収入が88億5、540万5、290円に達している「借りぐらしのアリエッティ」(東宝)と共に100億円突破が期待される。
(全文は2010/9/22発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)