9月10日(金)から洋画はソニー・ピクチャーズ配給「バイオハザード4 アフターライフ」が丸の内ピカデリー他全国339館で公開、週末3日間と先行分(4、5日・土日2日間で動員25万9、635人、興収4億1、842万6、140円)を含めた成績が動員81万3、779人、興行収入13億0、799万0、240円をあげ好調なスタートを切った。週末2日間興収を「バイオハザード4」(興収26億円)と比較すると138%、「バイオハザード4」(興収28・5億円)に対しては115・8%となっているが、3D上映のため単価が1、607円と過去の作品に比べるとかなり高くなっていることもあり、ソニー・ピクチャーズでは興行収入50億円も視野に入れているとしている。
一方、邦画は11日(土)から東宝配給「悪人」と東映配給「君が踊る、夏」が新番組として公開された。「悪人」はTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国231館で公開されたが、公開直前に第34回モントリオール世界映画祭で主演の深津絵里が最優秀女優賞を受賞したことが大々的に報じられたこともあって予想を上回る好スタートとなり、土日2日間で動員19万1、296人、興行収入2億4、624万2、900円をあげた。興収38億円をあげ現在も続映中の「告白」に対して動員98・1%、興行収入91・2%となっていることから東宝では30億円突破も期待できるとしている。
(全文は2010/9/15発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)