東映アニメーション?が3、000万ドルを投じて製作したフルCGアニメーション作品「キャプテンハーロック」が東映の配給で9月7日(土)から丸の内TOEI1他全国303館(2D/3D同時上映275館、2Dのみの上映28館)で公開され、土日2日間で動員9万0、692人、興行収入1億3、396万9、750円のスタートとなった。2Dと3Dの内訳は2Dが動員4万9、622人、興行収入6、482万5、250円、3Dが動員4万1、070人、興行収入6、914万4、500円となっており、興行収入の割合は48・4%対51・6%でわずかながら3Dが上回っている。スタートとしては期待をやや下回る成績となったが、東映では今週末、来週末と3連休が2度続くことから巻き返しを期待している。
一方、続映作品では「風立ちぬ」がヴェネチア国際映画祭での受賞は逃したものの宮崎駿監督が引退を発表したことが大々的に報じられたこともあり、週末土日2日間で前週比134・5%の動員34万6、103人、興行収入4億5、576万1、200円をあげ累計成績(51日間)を動員788万7、395人、興行収入97億7、319万2、800円とした。今週中にも100億円突破が期待される。東宝配給作品は他にも9月8日(日)現在、「映画謎解きはディナーのあとで」(37日間)が30億0、667万5、450円、「ポケットモンスター 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」が30億4、705万6、450円、「真夏の方程式」が32億5、391万6、900円と3作品30億円台に乗せている。