夏の猛暑もようやく一段落して、秋の気配が深まった週末。新学期など節目の9月を迎えて仕事や学業に忙しい人も多いのか、この週末の劇場街は大きな盛り上がりはなかった。
9月6日(金)には「サイド・エフェクト」(プレシディオ)がスタート。スティーヴン・ソダーバーグ監督、ジュード・ロウ主演で映画ファンにとっては注目作だが、それ以上には広がらなかった。金土日3日間でT梅田780人、100万円、Tなんば720人、91万円、ミント神戸360人、48万円。
9月7日(土)には「キャプテンハーロック」(東映)が封切られた。松本零士の「宇宙海賊キャプテンハーロック」をCGアニメ化した作品で、20代からシニアまでのこのコミックのファンをはじめ、声を担当している小栗旬、三浦春馬、蒼井優らのファンも劇場へと足を運んだ。土日2日間で大阪ステーション780人、122万円、梅田ブルク510人、79万円、なんばパークス850人、128万円、ミント神戸510人、76万円、Tジョイ京都580人、89万円。
同じ日、「共喰い」(ビターズ・エンド)も公開。芥川賞に輝いた田中慎弥の同名小説を映画化した作品で、30代からの男性が軸。土日2日間でなんばパークス310人、39万円、M京都180人、22万円、神戸国際150人、18万円。また「ウルトラマンギンガ 劇場版スペシャル」(松竹)は土日2日間でM京都310人、25万円だった。