東映は8月9日(月)午後1時から練馬区東大泉の東京撮影所ステージV1で2010年正月作品として12月23日(祝/木)から公開する「相棒ー劇場版ー」の製作発表記者会見を行った。
2008年5月1日から公開した劇場版の第1弾「相棒ー劇場版ー絶対絶命!42・195km 東京ビッグシティマラソン」は観客動員370万人、興行収入44・4億円をあげる大ヒットとなった。また、2009年3月28日からは『相棒』のスピンオフ作品「鑑識・米沢守の事件簿」も公開され話題を集めた。テレビシリーズ(テレビ朝日系列)はこの秋10月から「相棒season9」が放送される。今年6月3日でテレビシリーズが10周年を迎えたこともあり、テレビシリーズ、劇場版ともに10周年記念を全面に出して東映、テレビ朝日両社で大キャンペーンを展開していく。
「相棒ー劇場版2ー」は、水谷豊、及川光博、益戸育江、川原和久、大谷亮介、山中崇史、山西惇、六角精児、神保悟志らのテレビシリーズのレギュラーの他、劇場版にはゲストとして小西真奈美、宇津井健、小澤征悦、國村隼らが出演する。監督はテレビシリーズも数多く手がけている和泉聖治がメガフォンを取っている。なお、撮影はほぼ終了しているが、8月10日から日本では撮影が難しいアクションシーンをフィリピンでロケを行い、クランクアップ、その後編集作業に入ることになっている。
(全文は2010/8/11発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)