この週末はファミリー層にとっては長期休暇の始まり。
土曜日から甲子園球場の高校野球がスタート。日中はアウトドア・レジャー、夕方からは各地で大花火大会などと、好況に沸いた先週に比べ映画興行はかなり食われた。
新番組の中では、「仮面ライダーW〜」(東映)が固定ファンを集めて15億円を目指すスタートを切った。
続映作品では「借りぐらしのアリエッティ」(東宝)と「トイ・ストーリー3」(WD)が夏休みNo1の座を激しく争っている。「トイ〜」の大健闘は、「アバター」「アリス・イン・ワンダーランド」に次ぐ3Dの威力だが、いまやテレビまで3Dをはやし立てる時代、すぐれた企画や話題性がなければ、ヒットは難しくなった。
(全文は2010/8/11発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)