ゴールデン・ウィークを1週間ほど先に控えた週末。映画界はひと足早く「GWモード」になって、話題作が続々と封切られた。
19日(金)には「リンカーン」(フォックス)がスタートした。スティーヴン・スピルバーグが監督をして、ダニエル・デイ=ルイスがアカデミー主演男優賞に輝いた大作。今年のアカデミー賞関連の新作が次々と公開されていくなか、待望久しかった作品。それだけに、30代からシニアにかけての映画ファンが劇場へと足を運んだ。3日間で大阪ステーション1、780人、222万円、T梅田1、760人、216万円、Tなんば1、320人、164万円、M京都1、500人、186万円、ミント神戸1、010人、123万円。
ダスティン・ホフマンが初めて監督をつとめた「カルテット! 人生のオペラハウス」(ギャガ)も同じ日に封切り。シニア層を軸に3日間でT梅田640人、75万円、Tなんば490人、57万円。
20日(土)にはテレビアニメの劇場版2作品が公開された。「名探偵コナン 絶海の探偵」(東宝)は学生を中心に、20代、30代のカップルの姿もあって幅広い観客層。2日間で大阪ステーション2、570人、349万円、T梅田5、250人、726万円、Tなんば4、450人、608万円、T二条3、770人、482万円、ミント神戸2、870人、351万円。
また、「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」(東宝)は小・中学生の子供と親とのファミリーが中心。2日間で大阪ステーション600人、74万円、T梅田700人、97万円、Tなんば970人、121万円、T二条750人、90万円、ミント神戸450人、55万円。