この週末はPM2・5に黄砂、花粉とトリプルパンチで外出もままならない日々だった。そんななか、この時期恒例のアニメ映画や家族一緒に楽しめる新作がスタート。映画界は"春休みの戦い"に突入した。
3月8日(金)に初日を迎えたのは「オズ はじまりの戦い」(ディズニー)。「オズの魔法使い」という往年の名作映画やミュージカル「ウィズ」があるように、日本人にもよく知られた児童文学を映画化。今回は奇術師のオズをメインに据えたこれまでの視点で、最新のCGを駆使したスケールの大きな作品になっている。まさに子供から大人まで楽しめる内容だけに、家族連れが中心。金土日3日間で大阪ステーション1、700人、256万円、T梅田2、310人、336万円、梅田ブルク820人、124万円、なんばパークス1、830人、279万円、T二条960人、135万円、ミント神戸1、450人、212万円。
そして、9日(土)には「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」(東宝)がスタートした。映画シリーズとしては33作目。昨年3月に公開された前作「ドラえもん のび太と奇跡の島〜アニマル アドベンチャー〜」は36億円を超えて昨年の興行ランキング8位だった、今作は2日間で大阪ステーション1、680人、197万円、T梅田2、050人、247万円、Tなんば2、420人、288万円、T二条2、530人、288万円、ミント神戸1、790人、205万円。前作を超えてシリーズ新記録の40億円突破が確実になった。