2013年の京阪神の正月は比較的穏やかな天候に恵まれて、里帰りや旅行、初詣に行く人々で街中は賑わった。昨年の映画興行は、過去10年間で最低の1、821億円だった一昨年から挽回、2、000億円ほどの興行収入をあげるまでに復活。その勢いが持続して、正月映画もにぎわいを見せた。
邦画では、昨年12月15日から公開された「ONE PIECE FILM Z」(東映)が幅広い客層を集めての大ヒット。6日間で大阪ステーション5、610人、751万円、梅田ブルク3、460人、473万円、なんばパークス7、520人、997万円、Tジョイ京都4、520人、574万円、ミント神戸5、590人、737万円。昨年公開された邦画で興行収入1位だった「BRAVE HEARTS 海猿」(興収73億3、000万円)を超える可能性もある。
一方、洋画では12月1日からの「007 スカイフォール」(ソニー)は20代からシニア層のカップルがメイン。6日間で大阪ステーション3、010人、390万円、なんばパークス2、550人、319万円、M京都2、060人、281万円、ミント神戸2、620人、324万円。この正月は金曜日(4日)をはさんで、9連休の会社も多かったため、この他の作品も好調で正月第2弾へとつないでいく。