映画館はシネコンが主流、デジタル上映システムを全映画館の85%に普及、シネコンにとってODS(非映画コンテンツ)が欠かせない存在になってきた。各種舞台の生中継や映像化にする上映(シネマ歌舞伎やゲキ×シネ)、スポーツイベントのパブリックビューイングなど多種多様なODSが行われており、今や映画館(シネコン)経営においてODSは欠かせない存在となってきた。ODSを専門に提供する会社まで登場、この分野での競争も激しくなってきた。
東宝などはODSを提供する映像事業部でODSのための人気作品の映画化を東宝本体の配給作品とは別に製作しているほどだ。
松竹が力を入れているシネマ歌舞伎などはコンテンツ自体が自社のものであるだけに他のコンテンツに比べて費用的にも安くあがるがスポーツのパブリックビューイングは権利が高く、お客は入っても採算面で難しい面もあるようだ。