ワーナー・ブラザースは20日、配給「るろうに剣心」(監督大友啓史、主演佐藤健)がシンガポール(11月29日公開、2スクリーン)、フィリピン(12月5日公開、44スクリーン)、香港(12月6日公開、12スクリーン)、台湾(12月7日公開、15スクリーン)で封切られ、各国で記録的なスタートを切ったことを発表した。
シンガポールでは、2スクリーンのみの公開にもかかわらず、過去4年間に公開された日本映画の興行収入記録を塗り替え、フィリピンでは、公開わずか3日間の興行収入で日本映画歴代No.1を記録、台湾では、「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」(監督ビル・コンドン)や「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」(監督アン・リー)と同時期公開にもかかわらず、オープニングの興行成績4位と大健闘している。
また、今月ロサンゼルスで開催された「LA EigaFest2012」(12月14〜16日)では、オープニング作品として選ばれ、北米プレミア上映が行われた。アジア圏以外では初披露されたこの日の上映では冒頭の剣心の登場シーンでどよめき、後半のアクションシーンでは上映中にもかかわらず拍手が鳴りやまず、会場に詰めかけた超満員の観客を熱狂させた。上映後には、大友啓史監督と相楽左之助役の青木崇高がティーチインに登壇し、ファンと交流。サインや写真撮影などにも快く応じた。
なお、日本では26日にBlu―ray&DVDリリース、レンタル/オンデマンド配信を開始する。