東宝が15日に公開した「映画 妖怪人間ベム」の2日間成績は、全国331スクリーン計興行収入2億0、632万5、850円、動員17万5、438人となった。
同作は、2011年10月から12月に日本テレビ系列で放送された平均視聴率15・6%をマークしたドラマを映画化したもので亀梨和也、杏、鈴木福らが出演している。
パソコンと携帯を使ったWEB初日アンケートによると、客層は男女比17:83と女性が8割を超える結果となった。年齢別では、40代(26・3%)に次いで、20代(19・7%)、16歳〜19歳(16・3%)、50代(12・2%)、30代(9・4%)、13〜15歳(7・5%)、〜12歳(6・6%)などとなり、ドラマからのベムファンの方やメインターゲットであるファミリーを中心とした非常に幅広い層の方が来場している。職業別では、会社員(36・6%)に次いで、主婦(13・4%)、高校生(12・5%)、大学生(9・4%)、中学生(7・2%)、小学生(6・3%)などとなっている。
また、映画の鑑賞動機は、「ドラマ『妖怪人間ベム』が好きだから」(40・0%)に次いで、「亀梨和也(ベム)が好きだから」(31・6%)となり、この2つが圧倒的となった。また「ドラマを観たことがありますか?」という質問には、「全部観た」(91・3%)に次いで、「全部ではないが観たことがある」(6・9%)となり、併せて98・2%と、ほとんどの方がテレビドラマを観ており、ドラマファンの方が映画の公開を心待ちにしていたことが伺えるとしている。
なお、作品の満足度は「非常に良かった」(82・8%)に次いで、「良かった」(14・7%)と併せて97・5%と非常に高く、「人にすすめますか?」という質問にも92・8%の方が「すすめる」と回答しており、今後の口コミ効果やリピーターの来場も大きく期待されている。