12月も後半、京阪神の正月映画興行も佳境に入った。
まず、14日(金)には「ホビット 思いがけない冒険」(ワーナー)がスタートした。大ヒットした「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに描かれた物語の60年前という設定。監督も同じピーター・ジャクソンとあって、第1作(2002年公開)から見続けている30代から60代のこのシリーズのファンが中心。3日間でT梅田1、920人、281万円、Tなんば1、730人、254万円、T二条1、000人、136万円、ミント神戸1、550人、225万円。
15日(土)には「ONE PIECE FILM Z」(東映)が公開されて劇場は大いににぎわった。テレビでの放映をはじめ、映画版もコンスタントに作られ、さらに大阪では「ONE PIECE展」も開催されるなど、抜群の知名度。それだけに小学生から20代30代のカップルまで幅広い年齢層が劇場へと足を運ぶ大ヒットになった。2日間で大阪ステーション6、150人、841万円、梅田ブルク6、600人、912万円、なんばパークス4、750人、626万円、Tジョイ京都5、250人、670万円、ミント神戸3、430人、399万円。
「フランケンウィニー」(ディズニー)は30代40代が中心。2日間で大阪ステーション580人、90万円、Tなんば540人、79万円、M京都380人、57万円、ミント神戸810人、102万円。
邦画では「映画 妖怪人間ベム」(東宝)もスタート。亀梨和也、杏、鈴木福といった人気者が出演しているだけに20代から40代の女性がメイン。2日間でT梅田1、280人、160万円、Tなんば1、320人、166万円、T二条960人、113万円、ミント神戸1、030人、115万円。