NPO法人映像産業振興機構(VIPO)が、京都府と共同で開催している「京都映画・映像企画市―Kyoto Film Pitching―」について、12月8日(13・00〜17・30)に立命館松竹スタジオで行われる「企画コンテスト(プレゼンテーション審査)」および「交流・相談会」の詳細が決定した。
「企画コンテスト(プレゼンテーション審査)」に関しては、「時代劇もしくはそれに類似するジャンルの作品」および「京都府内で撮影を想定した作品」を対象に若手映画・映像製作者から応募のあった31作品企画について評価者が書類審査を行い、通過した8企画が一般公開によるプレゼンテーション審査に参加することになった。通過した8企画は次の通り。
1.「斬」(前田直樹)2.いちご姫ものがたり(片桐絵梨子)3.出島秘録〜吸血鬼始末記〜4.ぐるりのまる(都築直飛)5.隠し谷の治右衛門―美作国山中一揆伝聞録―(桑原広考)6.パン屋でござる(前原康貴)7.未来特区ネオ・ウズマサ(辻本貴則)8.道正 虹翔る光明の太刀(藏原潔司)。
また今年度より、若手映画・映像製作者、映画業界関係者、学生などを幅広く対象とし、映画・映像制作に関する補助金やファウンディング、映画祭出品に関する情報交換を行えるよう、交流の場を設けることを目的として「交流・相談会」を初開催する。参加団体・組織は次の通り。
1.公益財団法人ユニジャパン=UNIJAPAN×SHORT FILM PROJECT、映画祭出品支援、国際共同制作支援、留学支援など2.SKIPシティ国際Dシネマ映画祭=SKIPシティDシネマプロジェクト(同映画祭にエントリーされた良質な作品を厳選し、劇場公開を支援)、D―MAP(デジタルシネマ製作支援プログラム)など3.特定非営利活動人映像産業振興機構=文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」(ワークショップや35mmフィルムによる短編映画作品の製作実地研修、完成作品の発表の場の提供)など。