2013年正月興行がいよいよスタート、初日は「映画の日」と重なったこともあって映画館はおおいににぎわった。
先陣を切ったのは007シリーズ第23作目「007 スカイフォール」(ソニー)、1962年に製作されて以来、主演スターが変わりながらもヒットを続けているだけに根強いファンが多く、客層の中心は40代、50代の男性。そこに「映画の日」(初日)と、シリーズとしては初めて吹替え版も上映されたことで20代から30代の男女も劇場へ足を運んだ。2日間で大阪ステーション3、720人、424万円、T梅田4、160人、474万円、Tなんば3、970人、449万円、なんばパークス2、840人、321万円、M京都2、650人、298万円、ミント神戸2、370人、267万円。
「ハリー・ポッター」シリーズで人気が沸騰したダニエル・ラドクリフが主演した「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」(ブロードメディア)も公開。名作ミステリーを映画化した大人向きの映画だけに、「ハリー・ポッター」ファンとは違う客層で、30代、40代の女性が軸。2日間で大阪ステーション470人、53万円、なんばパークス480人、56万円、M京都310人、34万円、神戸国際160人、17万円。
一方、人気テレビアニメ2作が初めてコラボした「劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W」(東宝)もスタート。低年齢層がターゲットだけに「映画の日」効果はあまりなかったよう。2日間でT梅田1、230人、130万円、Tなんば930人、99万円、T二条800人、83万円、ミント神戸570人、59万円。