東映は今春公開の「テルマエロマエ」でブレーク、11月23日(金・祝)から20世紀フォックス映画配給で公開する「カラスの親指」にも主演、今年一番乗っている俳優・阿部寛を主演にした「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」(製作委員会=東映、木下不動産、イノベーションデザイン、ハピネット、東映ビデオ、東放学園、キングレコード、ユニバーサルミュージック、モード・フィルム、ドワンゴ、原作・井上荒野=新潮社刊、監督行定勲)を2013年1月26日(土)から全国公開することを決めたが、恋愛映画のマエストロともいわれる行定勲監督(「GO」「世界の中心で、愛をさけぶ」「春の雪」他)がメガフォンを取っていること、乗りに乗る阿部寛(艶の最後の夫)とからむ共演の女優陣が小泉今日子(艶の従兄の妻)、野波麻帆(艶の最初の夫の愛人)、真木よう子(艶がストーカーしていた男の恋人)、風吹ジュン(艶の愛人だったかもしれない男の妻)、忽那汐里(艶のために父親から捨てられた娘)、大竹しのぶ(阿部寛演じる松生の元妻で、忽那汐里演じる麻千子の母親)の顔ぶれ。他に羽場裕一、荻野目慶子、岸谷五朗、渡辺いっけい、永山絢斗、奥田瑛二、田畑智子らが出演している豪華キャステングであることから大人の恋愛映画としては1997年5月10日公開の「失楽園」(原作・渡辺淳一、監督森田芳光、主演役所広司、黒木瞳)以来のヒットも期待できるとしている。